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* 彫金とは
* 鍛金とは
*電気鋳造法とは
我が国の金属彫刻の歴史は史書によれば青銅器の渡来に始まり、飛鳥時代の寺院建
立に基盤を得て技術的に大いに発展をとげました。
時代と共に国民性及び風土に即し、我が国固有の技法を生み出し修練を重ね象眼肉
彫り、片切彫り、毛彫り等たがねを使用した多彩な技法を用い、今日彫金と言う諸
外国に類を見ない工芸技術を完成させました。
*「鍛金たんきん」とは、金や銀の金属板に金鎚・きづち等を使い金属板の亀裂を避け物(入れ物・
容器など)を形づくる技法です。
*「たがね」とは、鉄製(刃先にはがねを使用する物もあります)の工具で金属を切断したり、彫ったり、
削ったりするのに用います。また石を割るのにも用います。
*「象 眼」とは、工芸品の加飾法のひとつで、地の素材を彫り、その部分に他の材料をはめこん
で模様を表す技法で、主に彫金で用いますが、木・陶磁・蒔絵(まきえ)等でも
用います。彫金では糸象眼・平象眼・布の目象眼・高肉象眼などがあります。
*「切り回し」とは、銀地金の一部に図柄を描きその形通りに糸鋸やヤスリを使い切り取りそれ
に模様をつけたり切り取りして、製品とする技法です。
*「切り嵌めきりばめ象眼」とは、銀地金の一部に図柄を描きその形通りに切り取り、切りった所
へ金(18K)・赤銅(銅にわずかな金と銀を加えた合金で黒色に近い色になりま
す)・銅(赤)・四分一(銅に銀を約20〜25%ほど加えたグレー,灰色)等の地金を使
い、切り取った同じ図柄を切り抜きそれをはめこみロウ付けと言う方法で地金を
止めて模様を構成する技法です。
注:ロウ付けとは、素材に銀を使い金属と金属を熱で接合することです。
*「接合せはぎあわせ」とは、銀・金(18K)・赤銅(銅にわずかな金と銀を加えた合金で黒色に近い色になります)・銅
(赤)・四分一(銅に銀を約20〜25%ほど加えたグレー,灰色)等の金属断片をロウ
付けし、接
合した後全体の形に切り抜いて模様を構成する技法です。
注:ロウ付けとは、素材に銀を使い金属と金属を熱で接合することです。
*「片切彫り」とは、金属板(主に銅・銀板を使用します)に下絵を書き写し、たがねの片側を
使って筆で描かれた部分を、同じ様に彫り切る技法です。
*「肉彫り」とは、金属板(主に銅・銀を使用します)に書いた図柄を浮き出した彫りで、たがね
や木槌を使い表面や裏面から叩き出し模様を彫り出す技法です。
*「毛彫り」とは、金属・象牙などに細い線で模様や文字を彫ることで、またその彫り物。彫金技
法のうちで最も古く、すでに弥生時代の銅鐸にも見られます。
* 電気鋳造法とは
金属塩溶液の電気分解によって行われる一種の鋳造法であります、母型の上へ電
解によって金属を必要とする厚さに電着させた後、電着金属を母型より剥離する
と金属性の正確な電鋳製品が得られます、その物は母型とは凹凸が反対のもので
ありますから、もう一度同じ操作を繰り返すと母型と全く同じ凹凸の電鋳製品が
得られます。電鋳での操作は電気メッキの時と同様でありますが、電着金属を母
型から容易に剥離させる必要がある事は電気メッキと異なる所です、それゆえ電
鋳では素地(母型)と電着金属との密着力が大きい事を必要としません。電鋳で
大切な事は母型の凹凸を正確に複製(Replica)する事であります。
電気鋳造の利点
1.複製の精度は、極めて精密にできる。
2.電着物の硬さ・張力など諸性質は電着条件により比較的容易かつ広範囲に変化させることができる。
3.内面にも光沢のある表面ができる。
4.極めて薄いものから相当厚い物まである程度任意のものができる。
5.
複雑な母型を用いても1回の電着操作により精密な複製を容易に造る事ができる。
電気鋳造の不利な点
1.ファラデーの法則に縛られているので、生産に比較的長時間を要し、床面積当たりの
生産性も少ない。
2.母型のわずかなキズまで複製品として再現されてしまう。
3.母型の作成や伝導性皮膜の形成などに相当な熟練を必要とする。
4.母型のスミやくぼみ等に均一な厚さを電着物に付けにくい。
5.簡単な型の母型複製には、他の方法に比べて比較的割高になる。
(金属表面技術便覧より)
* ファラデーの法則
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同一物質が電極で析出されるとき、その析出量は溶液中を流れた電流の量に比例する。たとえば銀1gメッキする時、1Aの電流を20分間要するならば、2gの時は1Aで40分間または2Aで20分間電流を通電すればよい。
- 同一電流が異なる溶液中を通過する時、分解生成される物質の量は、その化合物の化学適量に比較する。
(電鍍化學より)
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